ユニットケア考

全室個室ユニット型特別養護老人ホームにおけるユニットケアとは
もともとケアに対する考え方でした。

簡単に言えば、個別ケアのことです。

あくまで一人ひとりの生活を支えるために考えられた手段でした。

一人ひとりの高齢者の生活に向き合うために必要とされた個室と小規模な生活空間。

1人の介護職員が個別ケアができるのは何人までなのか?
その視点でユニットの人数は何人までが適正なのだろうか。
お母さんが家族1人ひとりに対応できる食数は?
すなわち家庭内の人数。
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、子ども4人くらい、そして犬が1匹。
介護職員がお母さん代りになるために必要なことは何だろう。

地域ごとに生活文化があります。
その歩みは伝統となり、歴史を作り上げてきました。
人の数だけ生活があり、それは物語となりました。

しかしそれはユニット型特別養護老人ホームという制度となり、こうあらねばならない、という制約がたくさんできてしまいました。
まるで生活とサポートが犠牲になってしまったかのようです。

特別養護老人ホームは生活の場であり、地域福祉のための生活文化拠点です。

そろそろ我々のユニットケアの歩みを尊重して規制緩和してほしい。
高齢者の生活を支えるためです。

ユニット型特養は第二ステージへ。

ユニットケアは個別の生活単位と介護単位を一致させるための手段

この図は京都大学大学院外山研究室作成のものに加筆修正したものです。

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