まだ介護という概念がない国「ベトナム」外国人介護技能実習生視察報告

2017年11月、日本で外国人技能実習生制度に介護職の追加されました。

人材難で苦しむ日本の介護事業の救世主になると、期待が膨らんでいます。

しかし、日本の介護業界ではまだまだ実情が分かっていません。

私は2003年から在日フィリピーナを介護職員として雇用し、特養の運営をしてきました。

最初は慣れないことばかりで苦労がありましたが、

1〜2年経過すると仲間として、介護人材として信頼するパートナーとなったという経験があります。

そこで、この制度化に期待を膨らませつつ、

2018年1月26-30日のスケジュールで外国人介護技能実習生の送り出し国「ベトナム」の状況を視察してきました。

2016年データでは人口9,270万人、平均年齢29歳のベトナムには技能実習生の日本への送り出し団体が250箇所もあるそうです。

しかし、まだベトナムの高齢化は7%であり、高齢化社会の入り口に立ち始めたという段階です。

高齢者の介護は家族が担い、仕事として認知されていない状況下にあります。

ゆえに介護の学習は医療の下で行われ、日本の介護は医療における准看護師、看護助手の仕事として認識されていることも少なくありません。

この誤解が日本へ来てからのトラブルにならないような情報提供が必要です。

しかし、その教育は十分ではないような印象を持ちました。

もちろん送り出し国は日本だけではありません。

ドイツ、台湾など競合する国も存在していますが、ベトナム人は日本への憧れが強く、好感度が高いことも分かって来ました。

介護技能実習生の要件は日本語能力試験(JLPT)がN4で入国可能ですが、1年後にはN3へ合格しなければ強制的に帰国となってしまうのが現在のルールとなっています。これが他の職種と異なる点です。

 

今年は、外国人介護技能実習生の受け入れ元年です。

日本の超高齢社会、介護現場を支えるために、日本で介護の技能を身につけて未来に向かおうとする若きベトナム人のためにも

失敗することは許されないと思います。しかし、簡単ではありません。

私は経営マネジメントの立場から

なんとか、成功事例を作り上げたいと思います。

 

 

 

(↑日本語学校の教室に貼られている日本地図)

 

(↑送り出し前の研修場所)

 

(↑日本語の学習風景-テスト中)

 

(↑日本語の授業風景

 

(↑校舎に掲示された標語)

 

(↑溶接の研修風景)

 

(↑縫製の実習風景、女性には馴染みやすい仕事)

 

(↑介護用実習室)

 

(↑ベトナム滞在中に東南アジアサッカー選手権U-23にてベトナムが準優勝、街にはお祝いする若者で盛り上がっていました。このパワーを日本の介護へ)

 

また、外国人介護技能実習生のレポートをして行きます。

 

 

 

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