介護にも必要な倫理を学ぶ/第3回ものがたりセミナー参加報告

第3回ものがたりセミナー参加報告

三浦靖彦医師の講義テーマは
「高齢者医療と臨床倫理」

哲学者の金城隆展さんは
「対話し協働し連携する在宅医療を考える」がテーマでした。

どちらも医療からのアプローチですが、連携するケアにも必要不可欠な学びです。

三浦医師はアドバンス・ケア・プランニング(ACP)の概念から臨床倫理を説いていきました。

必要なことは指示ではなく、本人の立場になって共に考え、ものがたり/ナラティブを大切にして臨むことです。

金城さんは「倫理は中間にある」と説き、過大でも過少でもない正しい立ち位置のあり方を分かりやすく説明してくれました。

人は二項対立で判断しがちですが、その中庸に踏み留まって考え続ける姿勢がポイントです。

ガイドラインを単に鵜呑みにせず、みんなで頭を絞って考え抜き課題を乗り越えていくことが臨床倫理です。

私達は視野が狭くなっていないか?
利用者の自己決定にただ従うことを良しとし、専門家としての思考を停止させていないか?
と金城さんは会場の参加者へ投げかけました。

「有り難う」の言葉の真意を理解し、
当たり前の事に慣れ過ぎず

「面倒くさい」ことだからこそ真摯に向き合う姿勢を持つこと

悩み続けるための「倫理」です。

これらの言葉は今の私への戒めになりました。

なぜ、医療では「倫理」を学ぶのか、その理由が理解ができたような気がしました。
しかし、介護業界では「倫理」を学ぶ機会は多くはありません。

医療と連携&協働して認知症ケアや看取りケアを行う介護者こそ「介護倫理」を学ぶ必要を強く感じます。

最後に質疑のコーディネーターを務めた佐藤伸彦医師が「命といのち」の中間に立って実践する在宅医療
その基礎にあるナラティブ思想が核心です。

主催者のものがたり企画の青木さん、石川さん、今日出会うことができた全ての皆さま

これからは漢字で伝えます。

「有り難う」ございました。

 

 

↑三浦靖彦医師

 

↑金城隆展さん

 

↑佐藤伸彦医師と金城さん

 

 

↑金城さんと

 

 

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