「まるごとケアの家」市民講座(福島市)看取りのご案内

2019年7月20日、福島市にて開催の
「まるごとケアの家市民講座」へお邪魔させていただきます。
本講座は勇美財団の助成事業の一環として開催されます。

市民講座のテーマは「幸せな最期を迎えるために」
素晴らしいテーマに感銘を受けました。

私の講演テーマは

「循環する介護〜いのちをつなぐ看取りへ」

2008年、私は特別養護老人ホームの施設長として看取り介護へチャレンジし始めました。
この年は第3回目の介護報酬改定が行われ、特養ホームにおける看取りが制度として導入された年です。
まだ看取介護は、重度化体制加算の下位に位置付けられ、独立した制度とは言い難かった状況のスタートでした。
制度は始まりましたが、誰も教えてくれる方はいませんでした。
「死」に関わろうとした際に、医師でない私たちが頼りにしてものは「制度」です。
条文を読みこなし、それに対応するべきシステムの検討に入って行きました。

まずは施設の方針決定
「私たちは『看取り介護』を行います!」と宣言
職員へ「死生観教育」
ご家族へは「死の準備教育(death education)」
誰から、どこから、私たちは学ぶことができるのだろうか?
試行錯誤が始まりました。
日野原重明さん、青木新門さん
映画「おくりびと」も職員や家族と共に視聴しながらディスカッションを行いました。
マザーテレサの本も読み漁りました。
ご家族は入居者であるご自身の親と話し合っていきます。

しかし、残念ながら
「死に対する仕事はできない」と介護職員たちは悩み始めました。
「治すことを目標としない看護はできない」と半数近い看護師たちは辞めていきました。

しかし、多くのご家族たちは違いました。
「看取りは本来は家族の課題ですよね」と賛同してくれたのです。
一方で医療に依存したいご家族もいました。
「最期まで医療を求めたい、看取りは希望しない」と言って3名の方が退居していきました。

8年間
350名の方が亡くなりました。
そのうち120名の方々が看取りでした。
もっと早く私たちが看取り介護ができたら、と後悔することもありました。
しかし、看取りによって得ることがどんなに大きかったか?

生ききったご入居者、お痩せはしましたがとても美しく微笑んでいるかのようです。
まさに「介護の勲章」をいただいたような気持ちになりました。

「ありがとう」という感謝の言葉
「お別れは悲しい」けど、目標が達成できた嬉しい日

そして、職員たちが成長してくれて、安定経営へ向かいました。

ご家族と職員たちが抱き合っ泣き笑い!
それをみている施設長だった私はさらに覚悟を決めたのです。

いのちをつなごう

 

「循環する介護」

 

その先にあるのは・・・・・

 

福島方面の方、あるいはそうではない方も
ぜひ、ご参加ください。
悩みを話して、悩みを受け止めてみる。
あなた一人ではありません。
ディスカッションしませんか?

詳細、参加申し込みは以下↓をご参照ください。