「地域医療研究会 ゆるやかな絆七夕会 in 金沢」参加報告その2
2018/07/10
「地域医療研究会 ゆるやかな絆七夕会 in 金沢」参加報告その2
マギーズ東京 秋山正子さんのお話し
どこにでも必要な
「第三の場所」、「第二の我が家」
2016年10月11日から2018年5月31日まで
稼働日数は434日
1日の平均来訪者数は23人/日
来訪者累計 10,033人となりました。
マギーズ東京は
自宅でもなく、病院でもない、「第三の場所」
病院と家の中間にある「第二の我が家」となりました。
そこで専門職スタッフが来訪される方々のお話しに耳を傾けます。
しかし、とっても残念なお話しもお聞きしました。
最初は二人で来ていた人が、女性一人で来るようになりました。
がんになったら破談してしまう女性が少なからずいるそうです。
相手の親が結婚に反対してしまうとか・・・
家族は困った時、病気になったときにこそ支え合うものです。
マギーズ東京はこんなお話しにも耳を傾けます。
がんにより影響を受けている人が
自分の気持ちや思いに気付くことができる
がん以外のことを考えることができるようになり
自分に立ち戻り
自分の人生で何が大切か
こんなことを考えることができる場所です。
抱えている課題がどんなに大きくても
「自分なりに課題を軽減できる」と思えるようになる
心の中にあることを出せるようになる
話せる空間と友人のように聴いてくれる看護師や心理士がいる
秋山正子さんが導き、教えてくれるマギーズ東京
このような場所は今回訪れた金沢市にもあります。
がんで亡くなった西村元一医師が設立し、奥様の西村詠子さん達が引き継ぐ、
がんとむきあう会
金沢マギー「元ちゃんはうす」
3人に1人ががんで亡くなる時代だからこそ
どこにでも必要な場所です。