コウノメソッドを学ぶ!!認知症治療研究会セミナー参加報告
2019/03/18
認知症治療研究会セミナー参加報告
2019年3月17日開催に開催された認知症治療研究会セミナーへ参加
その報告をさせていただきます。
コウノメソッドの開発者である名古屋フォレストクリニック院長・河野和彦ドクターが実質的に主宰する研究会であり、その下で行われているセミナーです。
「認知症治療」という名称が使われていますので医師が中心なった会ではありますが、その医師と連携して認知症ケアを行う立場の介護事業者、介護者にも重要な重要な情報を提供してくれます。
私はもう6年前からコウノメソッドを紐解き、特養における認知症ケアへ応用してきました。
しかし、医療業界の中ではエビデンスの考え方が異なること、サプリメントを使用するメソッドに対して厳しい評価があることも事実です。複数の医師が首を傾げ批判する声を直接聞いたことも少なくありません。
介護現場では「今までのやり方」がうまくいかず、「認知症にはドネペジル(アリセプト)」という診断が正しくないということに気づいています。
介護認定審査会の第2次審査員を務めていた際に、主治医の意見書の既往歴欄に記載されている「認知症」だけのものが結構あることに驚きました。これでは適切なケアプランを作成できないのです。
認知症はアルツハイマー
これもよく観察してみると「違うのではないか?」と気付きます。
つぎに、処方されているクスリと周辺症状や中核症状の整合性をチェックし医師とカンファレンスを持ちます。
この時に認知症をコウノメソッドに照らし合わせみる基礎知識が有効になります。
レビー小体型、ピック病、その混合型、そして発達障害型
河野医師によれば、それらに当てはまらない発達障害型、アスペルガーの方々の症状が別にあるのではないか?ということです。
このテーマは昨年のセミナーにて発表されましたが、今回はたくさんの河野医師の診察事例のFACTを持って説明されました。
これは私にとってもとても興味深く、今回のセミナーに参加した一番の理由です。
様々な書籍を買い求めましたので、講義をさらに学び深め介護の中で応用しながら、あらためて皆さんへも情報提供させていただきます。
書籍のご紹介 ↓ クリック
コウノメソッドでみる MCI(軽度認知障害)【電子版付】 河野和彦著
認知症 症例から学ぶ治療戦略ーBPSDへの対応を中心に 木村武美著
告白します、僕は多くの認知症患者を殺しました。 まちがいだらけの日本の認知症医療 石黒伸著
関連サイトのご紹介 ↓ クリック
http://www.forest-cl.jp/method_2019/kono_metod_2019.pdf
#認知症 #コウノメソッド #認知症薬物療法