施設長は誰?ゆるい資格要件
2023/08/06
施設長の困り事4
比較的誰もがなれるが、責任が重く難しい仕事
いつもお世話になりありがとうございます。
(株)エイジング・サポート
Kaigo経営戦略マスター/小川利久です。
今回も特養の施設長のお話です。
老人ホームの経営や
介護サービスの良し悪しから
まちづくりまで
「施設長次第!」
これはもともと施設長だった私が強く思うことです。
もと介護士、看護師が施設長に就任したら
すでに持っている専門性にもうひとつマネジメント能力を付け加え
ソーシャルワークを高めことによって
老人ホームは地域拠点へ生まれ変わります。
特別養護老人ホームは
常時介護が必要な高齢者の生活の場
「Aging in Place=地域居住」を実現し
地域貢献に努める。
そうなると介護経営が変わります。
介護サービスの向上によって
働く人が集まり
辞めなくなります。
人件費率が安定し
収支差額率もアップしていきます。
マイナス2%だった特養の収支差額率が5%へアップし
プラス7%となりました。
収支差額は4000万円も増えた事例があります。
これは施設長のマネジメント力向上によってもたらされた結果です。
施設長は誰か?
比較的少しだけの経験と
簡単な資格要件
就任後からでもトライできる
社会福祉施設長資格認定講習課程
https://www.gakuin.gr.jp/training/course_shisetucyousikaku/
実は私もこれを受講して施設長になりました。
ただし、だれでも受講できるわけではありません。
すでに施設長になっているもの
これから施設長になることが決まっているもので
法人からの要望で担当行政が認めたものしか受講できません。
すなわち必要なことは地位であり、能力ではありません。
前職によって専門性が異なりますが
マネジメント力向上は共通のテーマです。
エイジング・サポートでは
施設長が孤立したり、心を壊したりせず
地域一番の施設を作り上げることを目標とした
「施設長養成スクール」を開校しています。
介護経営をもっと良くしたい
施設長の負担を減らしたい
次期施設長を育成したい
そんな老人ホーム経営層の方へ
個別相談から承ります。
エイジング・サポートの
老人ホーム施設長養成スクールのご案内
https://ageingsupport.hp.peraichi.com/shisetsutyo
※施設長ではない管理職の方の参加も可能です。
YouTube エイジングと介護の学校「エイジング・サポート・チャンネル」
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