距離感から考える生活援助(介護)
2014/08/20
生活援助(介護)の仕事は高齢者のパーソナルエリアに行わることが多くなります。
特に個別援助を行う際にはその頻度が高まります。
ソーシャルエリアでの接し方とは異なるはずです。
すなわち手が届く範囲に入り込み、触れ、服を脱がせ、抱き付き、陰部まで触れていきます。
そこでは信頼関係をとっておかなければ援助(介護)拒否や抵抗が生まれてしまいます。
パーソナルエリア内で行われる個別援助は目線を水平から下に保ち、息づかい、声のトーンまでを合わせなければなりません。
そして共感・共振し、寄り添うのです。
それが個別援助の基本です。