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家族の役割を大切にした介護

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家族の役割を大切にした介護

家族の役割を大切にした介護

2025/02/17

家族会のある老人ホームがオススメです。

家族の役割を大切にした介護

介護選び:家族と共同運営の重要性
今日のテーマは「介護選び:家族と共同運営」です。
家族側から見ると、介護事業者や介護サービス提供者との共同介護とも言えるかもしれません。
家族と一緒に介護を進めていくという視点でお話ししていきます。

家族介護の悩みと選択
家族の中では、親の介護や子供の介護など、さまざまな介護が発生します。
その際、家族として、また本人としても多くの悩みが生じます。
これからどうやって介護を受け止めていくか、どのような介護サービスを選ぶかが重要です。
介護サービスの選択だけでなく、介護のあり方や生き方についても考えていく必要があります。

特別養護老人ホームと家族会
私がこれまで働いてきた特別養護老人ホームでは、必ず家族会がありました。家族会は、入居者の家族が中心となって運営される組織です。
国も家族との連携を重視しており、家族会を作ることが推奨されていますが、実際には家族会を運営している施設はそれほど多くないかもしれません。

家族会は、家族が主体となって運営するものです。施設側が提案やサポートを行うこともありますが、最終的には家族が中心となって活動を進めていきます。
家族会を作ることで、家族同士のつながりが深まり、介護の質が向上するというメリットがあります。

家族会と共同運営の意義
家族会は、学校のPTAのようなものだと考えるとわかりやすいかもしれません。
家族会を作ることで、家族同士が協力し合い、介護施設の運営にも参加することができます。家族は単なる「お客様」ではなく、介護の一部を担うパートナーとして捉えることが重要です。

介護職員は、家族の代わりとして介護をサポートする「セカンドファミリー」です。
施設内では、看護師や栄養士、リハビリスタッフなどが一緒に生活を支えています。家族は「ファーストファミリー」として、定期的に施設を訪れ、介護に参加します。このように、家族と介護施設が共同で介護を進めていくことが、介護の質を高める鍵となります。

介護施設の現状と課題
現在、介護施設は人手不足や経営難に直面しています。
介護保険制度のルールに基づいて運営されていますが、家族の協力なしには成り立ちません。
家族会を作り、家族と共同で介護を進めることで、介護の質が向上し、職員のモチベーションも高まります。

家族会は、施設のイベントにも積極的に参加します。
例えば、夏祭りやお正月の行事は、施設と家族会が共同で開催します。
家族が飾り付けや受付を担当することで、入居者が喜び、家族同士の絆も深まります。
このような活動を通じて、家族は介護に積極的に関わり、介護の負担を軽減することができます。

家族会の力
家族会は、介護施設の運営をサポートするだけでなく、家族同士が助け合う場でもあります。
介護に悩む家族は多く、最初は混乱や葛藤を抱えることもありますが、他の家族との交流を通じて、次第に前向きな気持ちになっていきます。家族会は、新しい家族のような存在として、介護を支える重要な役割を果たします。

介護選びのポイント
介護選びにおいては、家族会がある施設や、家族が参加できるイベントや勉強会がある施設を選ぶことが重要です。
介護は家族の仕事であり、介護事業者はそのサポートをする存在です。
家族と介護施設が共同で介護を進めることで、介護の質が向上し、介護生活がより充実したものになります。

今日は、家族と共同運営する介護選びについてお話ししました。介護選びをする際には、家族会や家族が参加できる機会がある施設を選び、積極的に介護に参加してください。
介護は家族の仕事であり、介護事業者はそのサポートをする存在です。
家族と介護施設が協力し合うことで、より良い介護生活を送ることができます。

それでは、今日も一日お過ごしください。またお会いしましょう!

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