「老人ホームには入りたくない」〜「自宅ではない、もう一つの在宅」
2021/02/23
老人ホームには入りたくない
「自宅ではない、もう一つの在宅」
よく耳にする言葉ですね。
その裏返しには「住み慣れた自宅で過ごしたい」という希望があります。
しかし、高齢期には自宅の生活が難しくなってくる場合があります。
身体機能の衰え、物忘れ、お風呂に入れない、トイレに行けない、食事の準備ができない、
などなどmその背景にはさまざまな理由が存在します。
私たちは老人ホームのコンセプトを考え、
設計士し建築して運営に入る時に「もう一つの在宅」という概念を学びました。
元京都大学大学院教授の建築家・外山義(とやま・ただし)先生(1950年4月22日 - 2002年11月9日)が
提唱した老人ホームの住まい方の考え方です。
いつでも帰ることができる「自宅」がある。
しかし、高齢期にはそこに住み続けることが出来難くなった心身の衰え、生活の変化が訪れます。
老人ホームが「自宅ではない、もう一つの在宅」として選ばれれるサポートをしたいと願っています。
これがエイジング・サポートの目的の一つです