Kaigoのはじまりは片付け

介護のはじまり

高齢期の変化の見極めは片付けから

ゴミ屋敷になる前に気付き生活を整え

心を整えることが重要です。

 

高齢期、特に一人暮らしが長引くと

徐々に身の回りのことができなくなりゴミ屋敷となってしまう方が少なくありません。

 

認知症の初期症状か？

放置するとゴミ屋敷となって、もっと生活に支障が出てきます。

 

特養ホーム施設長と地域包括支援センター長だった頃

相談員から受けた相談は

「靴下を買って良いですか？」

 

自宅訪問の際に畳や床があまりにも汚いお家が多く
交換用の靴下が業務上必要でした。
まずやることはお家の片付け
そこから生活を整え、支援策を考えていきます。

高齢期になぜ片付けが難しくなってしまうのか？
認知機能の衰えだと考えてみました。
片付けには手順が必要です。
これには作動記憶（ワーキングメモリー）が作用します。
とても高度な脳機能と言われて
一人暮らしが長くなると脳に抑制がかかり、不活性となります。

 

片付けはマズローの欲求階層説からみると

第一階層欲求の生理的欲求です。

 

この欲求を満たさないと、さらに上位の欲求にアプローチできなくなります。

このように高齢期

エイジングする生活の変化はここから
次に介護のステージへ向かいます。

 

よく親、家族の様子を観察してください。