認知症診断後の「希望」とは~クリスティーンブライデンとの対話~
2023/11/14
不安な旅がたどり着いたのは希望
私は私であり続けている
認知症診断後の「希望」とは~クリスティーンブライデンとの対話~
(ハートネットTVより)
28年前に認知症と診断されました。
認知症と共に生きる人生に価値がないわけではありません。
心豊かな人生を生き
社会に貢献することができます。
敬意をはらわれる権利もあります。
自分でできる人を助ける人
イネーブラー(Enabler)と自称する
ご主人のポールと一日を振り返り
自分がその日確かに生きていたと確信し
また次の一日へ向かっていくのです。
毎日が贈り物です。
「いつも君は他の人を助けようとしてきたね」
「だから、私はやってこれているの
それが生きる意味になっているから」
自分が自分でなくなってしまう恐怖
山のような不安、心配、恐れがなくなりました。
認知症と共に生きるこの長い旅の途中で
多くのものを投げ捨てました。
周囲にいる人の関わりによって
不安な旅がたどり着いたのは希望でした。
私は私であり続けている
今、自分がここにいること
そして多くの人と出会い
幸せな時間を持てたこと
恐れと絶望の淵から希望を見つけました。
例え、記憶に残らなくても
その事実が消えてなくなることはない
その確信がクリスティーンさんを支えていいます。
Thank you Dementia.